
一口にヤミ金融といっても、その手口や営業方法は様々で、その中でも特に引っかかってしまう人が多いといわれている手口が「都①業者」と呼ばれるものです。
この「トイチ」言葉は、ずいぶん昔から有名な言葉ですが、近年では手口も変わり、その意味合いも変わってきています。
過去では、10日で1割の高金利を付けて請求する事を指していましたが、現在では違います。
現在の「トイチ」は、「都①業者」のことを意味しており、この「都①」とは貸金業者の登録更新番号を意味しています。
「都①業者」とは、貸金業登録から3年未満であることを示す「都(1)」という登録番号を悪用するヤミ金融業者のことです。正規の登録業者を装っていますが、法外な高金利での貸付や悪質な取り立てを行う違法業者です。「都1」はトイチ金融とも呼ばれ、メールやSNSで融資を持ちかける特徴があります。
貸金業者の登録更新番号は3年ごとに更新をすることが義務づけられており、更新をするごとにこの登録更新番号が1増えることになるのです。
すなわち、登録3年以内でしたら1、3年から6年以内でしたら2といった具合に増えていきます。
登録番号が①の場合、すぐに廃業してまた新しく名前を変えて会社を登録する、ということを繰り返している業者が少なくなく、こういった業者は殆んどがヤミ金融業者だと言われています。
登録番号が1でも得られると、新聞などに広告を出すことが出来るためです。
新聞に広告が出ている業者ということは、それなりに有名なので安心できるんだろうと考えてお金を借りる人は多いのですが、こうした広告の中にもヤミ金融業者が紛れていることは少なくないのです。